JOURNAL

2022.11.13

_雑記

BIRDS’WORDSさんの社内研修を行いました

自社アトリエでの社内研修

BIRDS’WORDSさんの5回目となる社内研修の講師をさせていただきました。

これまで、アイディアだしや商品企画を効率的に行えるように、企画の手法やコツをご紹介しながら回ごとに工夫をかさね、論理的思考、デザイン思考、アート思考など様々な思考方法にチャレンジしてみたりと、あらゆる角度から”考える”訓練を行ってきました。

今回は「自社アトリエで製造できる商品を企画をする」というテーマのもと、アトリエの工房見学、アイディア出し、試作品を作ってみるという流れで行いました。

まず制作チームには、小物から大物の制作手順を丁寧に教えていただき、実際に自社商品がどのようにできているかを見せていただきます。

見る側も、ただ見学するだけではなく、「企画するための情報収集」をしていきます。自社でできることと、できないことなど、細かく質問して理解しながら、条件を整理していきます。普段触れ合っている商品なので、作り方の大きな流れはわかっていても、細かな部分では新しい発見も多く、自社商品についての理解もより深まった時間でした。

その後は商品のアイディアを出し、企画の仮案をまとめながら、土をこねて試作をつくり、さらにアイディアを深めていきました。見て感じること、頭を使って考えること、手を動かして検証することを1日で行う、みっちりコースでした。

この研修は、普段から企画やデザインの仕事についている方ではなく、全社員の皆さんを対象に行っています。何かを企画することは、どんな仕事でももとめられます。その時々の課題や、オーダーに対して、いつでも確度の高い企画を出すためには、自分の中にいかに引き出しをたくさんもてているかが大切だと思っています。どんなアプローチができるのか、どういう手順でやればよいのか、自分にはどういった方法があっているのか。いろんな引き出しをもつことで、個々の課題に対する適切なたどり着き方が身に付いていくはずです。研修を重ねるにつれて、アイディアは出やすくなっているようにも感じました。

暮らしを豊かにするプロダクトを生み出していくBIRDS’WORDSさん。工房見学をじっくりとさせていただき、一つひとつ丁寧に作られている様子を見ていると、ますます愛着が増しました。また今後どのようなものが生まれるか、楽しみです。